米中が15日に署名した貿易交渉の「第1段階」合意は2020年の米経済成長を押し上げ、企業投資の回復を支えるとエコミストがみていることが、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の調査で明らかになった。また調査によると、エコノミストの大半は景気は緩やかながらも安定したペースで拡大を続けると予測している。グラント・ソーントンの首席エコノミスト、ダイアン・スウォンク氏は「第1段階」合意について「予測されていた貿易戦争激化の大半が緩和されることで安心感が広がり、成長を後押しする」と述べた。両国の合意には、中国が向こう2年間で米国のモノ・サービスの輸入を約2000億ドル(約22兆円)拡大することなどが含まれる。
米中貿易合意、経済成長を押し上げ=WSJ調査
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