米フェイスブックは傘下の対話アプリ「ワッツアップ」で広告を販売する計画を撤回する。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。ワッツアップの創業者らは物議を醸したフェイスブックの当初の計画に反発し、同社を1年半余り前に去っている。関係筋によると、ワッツアップ内にはサービスに広告販売を組み込む最善策を検討するためのチームが結成されていたが、ここ数カ月の間に解散した。チームが取り組んでいた内容もアプリのコードから削除されたという。フェイスブックは2014年に220億ドル(約2兆4000億円)でワッツアップを買収。アプリは全世界で15億人以上が利用しているが、利益を生んでないこともあり、同社は収益化に取り組んでいた。
フェイスブック傘下ワッツアップ、広告販売計画を撤回
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