【ワシントン】米国防総省当局者は16日、イランが今月8日に行ったイラクの米軍拠点2カ所へのミサイル攻撃で、米軍兵士11人が負傷したと明らかにした。当初、負傷者はいないと発表していた。  米中央軍によると、ミサイル攻撃を受けた際に兵士11人が脳震とうを起こし、外傷性脳損傷の検査を受けているという。  イラン革命防衛隊は8日、米軍によるガセム・ソレイマニ司令官殺害の報復として、イラク西部のアル・アサド空軍基地と同北部アルビルの基地を十数発のミサイルで攻撃した。 。