米司法省は、カリフォルニア州と排ガス規制で合意した自動車メーカー4社に対して行っていた反トラスト(独占禁止)法に基づく調査を終了した。事情に詳しい関係者が明らかにした。司法省は数カ月にわたってフォード・モーター、ホンダ、BMW 、フォルクスワーゲン(VW)を調査。その結果、反トラスト法に違反する行為はなかったと判断したという。合意は昨年7月、各社がカリフォルニア州大気資源委員会(CARB)と締結。同州はトランプ政権の方針と異なる排ガス規制を採用している。司法省はカリフォルニア州との合意の概要について4社の間で合意がなかったかどうかを調査した。昨秋には各社は正式な召喚状を受け取った。CARBのメアリー・ニコルズ委員長は自動車メーカーとは個別に作業を行い、