ドナルド・トランプ米大統領は12日、長年の盟友で共和党系ロビイストのロジャー・ストーン被告の裁判に関し、ウィリアム・バー司法長官による「取り仕切り」を評価する考えを示した。同裁判を巡っては、司法省が当初の方針を改めて短い刑期を求める判断を下し、批判の声が上がっている。トランプ氏は12日朝、「ウィリアム・バー司法長官に賛辞を送りたい、完全に収拾がつかなくなり、そもそも取り上げられるべきではなかった可能性もある今回の件を取り仕切った」とツイッターに投稿。また当初の求刑についても「不正を働く検察官」による不公平なものだったとした。トランプ氏はその後、記者団に対し、「今回のひどい事態に対応してくれた司法省に感謝したい」と述べたうえで、「念のために言っておくが、彼らに呼び掛けていたわけではない」と続けた。ストーン被告に対する恩赦を検討しているかについては、コメントしなかった。