米マイクロソフトは26日、パソコン部門が1-3月期(第3四半期)の売上高予想を達成できないとの見通しを示した。中国で新型コロナウイルスの感染拡大が続き、サプライヤーの本格稼働が予想より遅れていることを理由に挙げた。従来予想は107億5000万~111億5000万ドルだったが、これを下回る見込みだと述べた。同部門の製品には基本ソフト「ウィンドウズ」、タブレット「サーフェス」、家庭用ゲーム機「Xbox」がある。サプライヤーの問題がサーフェスとウィンドウズに予想していたより大きな打撃を与えているという。マイクロソフトは発表文で「ウィンドウズに対する旺盛な需要は当社の予想通りだが、サプライチェーンの復旧が(2019年10-12月期決算発表時に示した)予想より遅れている」と述べた。