在中国の米商工会議所が実施した調査によると、米企業の一部は、新型コロナウイルスの感染拡大が夏まで続けば、中国事業の年間売上高が最大で半減するとの見方を示した。渡航制限や基本的な防護用品が不足する中で、米企業が業務を正常化できずにいる実態が明らかになった。  調査は2月17~20日に実施。加盟企業169社から回答を得た。  それによると、中国で事業を展開する米企業の半数近くは、4月末までに通常の業務が再開できない場合、売上高が減少するとの見方を示した。2割は感染拡大が8月末まで続けば、2020年の中国売上高が50%超落ち込むだろうと回答した。