米ネットワーク機器大手シスコシステムズが新たな人員削減を開始した。世界経済の不透明感に伴い、同社は売上高の伸び鈍化が予想されている。  シスコは27日、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に対し、今回のレイオフは「進化する顧客とパートナーのニーズに対応するため、現在進めている投資と経営資源を調整するプロセスの一環だ」と述べた。影響を受ける具体的な人数や職種は明らかにしていない。同社は約7万5000人の従業員を抱えている。  シスコは削減の対象となる従業員を支援すると述べた。