米ホワイトハウスは、ドナルド・トランプ大統領が新たに世界的に課す10%の関税について、メキシコとカナダからの輸出品は免除対象になると明らかにした。両国からの輸出品は、米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)の条件に準拠している限り、無税で輸入できる。米国の第1位と第2位の貿易相手国であるメキシコとカナダからの輸出品については、米連邦最高裁判所が20日に無効とした世界的関税の下でも、同じ免除措置が適用されていた。だが両国には、鉄鋼、自動車、アルミニウムなど特定のセクターを対象としてトランプ氏が課した関税が残されたままとなっている。米国主導のUSMCA見直しは今後数カ月で本格化する見通しで、トランプ政権は有利な貿易待遇と引き換えに両国からさらなる譲歩を引き出そうとすると予想されている。米通商代表部(USTR)のジェミソン・グリア代表は、メキシコはUSMCAの将来を巡る協議で実利的なアプローチを取っているとする一方、カナダとの関係はより「困難」だと述べている。