24日の米株式相場は急反発。米議会とトランプ政権が大型景気対策で近く合意するとの期待が高まった。ダウ工業株30種平均の終値は前日比2112.98ドル(11.37%)高の2万0704.91ドル。1日の上げとしては1933年以降で最大となった。S&P500種指数は209.93ポイント(9.38%)高の2447.33、ナスダック総合指数は557.18ポイント(8.12%)高の7417.86で取引を終えた。経済対策法案を巡る与野党の交渉を主導するスティーブン・ムニューシン米財務長官と米民主党のチャック・シューマー上院院内総務(ニューヨーク州)は23日夜、合意に近づいているとの見方を示した。24日には米共和党のミッチ・マコネル上院院内総務(ケンタッキー州)が、同日中に合意に達する可能性があると発言した。景気刺激策は少なくと1兆6000億ドル規模(約178兆円)と見込まれている。