3月30日の米原油相場は、1バレル=20ドルと、18年ぶりの安値に落ち込んだ。一部のアナリストは、さらなる下落を見込んでいる。10年前には、ガソリン価格の下落は米経済に恩恵をもたらした。しかし現在、米国民の自家用車利用は減っており、米国は世界トップの産油国になっている。こうした事情から、米国の政治家たちは国内のシェールオイル生産者に対する支援策を模索しているが、良い策と悪い策をより分ける必要がある。  米国の原油生産地帯は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による需要減退のショックと、サウジアラビアとロシアの価格戦争による供給増ショックのダブルパンチを受けている。