今後10年間に世界の路上で走り出す新車のうち最大勢力となるのは安価なオートバイやスクーターであり、中でも急速にシェアを伸ばすのは電動バイクだろう。メーカーやアナリストはこうした見通しを示す。主要先進国で自動車販売が減速するなか、電動二輪車は間もなく脚光を浴びることになりそうだ。インドのシンクタンク、エネルギー資源研究所の予想によると、インドや中国などの新興国市場では数億台の電動バイクが販売される見通しとなっている。ガソリンエンジンを積んだバイクは依然、二輪車販売の大きな部分を占めるが、米ナスダック市場に上場する中国の小牛電動科技(ニウ・テクノロジーズ)や、印ヒーロー・エレクトリック・ビークルのような企業は、確かな品質の電動オートバイやスクーターをより手頃な価格帯で提供し始めた。「二輪車業界のテスラ(米電気自動車メーカー)」を目指す新興企業は、ハイテクを駆使したスマートなデザインのモデルが2000ドル(約21万4500円)足らずで買えると宣伝している。
新興国のEV化、電動スクーターが切り札に
電動オートバイとスクーター、インド・中国などの新興国市場で有望
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