米航空機製造大手ボーイングは27日、1万3000人超を削減する計画を発表した。新型コロナウイルス流行による旅客急減を受けた措置の第1弾の非自発的削減もこれに含まれる。削減規模は労働組合の幹部が26日に明らかにした人数を大きく上回る。ボーイングは先月、世界全体の従業員16万人の約10%を年内に削減する計画を発表。今週のレイオフ通知はこの計画の一環だという。同社は米国で約6770人を非自発的レイオフとし、これとは別に5520人が自発的退職手当を認められて数週間以内に離職すると明らかにした。
ボーイング、1万3000人の人員削減を発表
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