中国のコーヒーチェーン運営会社ラッキンコーヒー(瑞幸珈琲)の不正会計を巡る内部調査で、昨年の同社の売上高水増しを陸正耀会長が知っていた、あるいは知っていたはずだとの結論が出た。関係筋が明らかにした。また内部調査の詳細を記した報告書は、共同創業者である同会長が調査に全面的には協力しなかったとしているという。何カ月にも及んだこの調査は、ラッキン取締役会の特別委員会が法律事務所カークランド・アンド・エリスの支援を得て実施した。陸会長は適切に開示していない特定の関連当事者との取引について知っていたという証拠が見つかったという。陸会長からコメントは得られていない。ラッキンの広報担当者はコメントを避けた。
ラッキンコーヒー会長は不正会計知っていた=内部調査
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