米アルファベット傘下のグーグルは従業員の在宅勤務を少なくとも来年7月まで延長する。事情に詳しい関係者が明らかにした。新型コロナウイルス流行が続く中、こうした長期間にわたる在宅勤務を正式に決めたのは米主要企業では初めてとなる。今回の動きはグーグル親会社アルファベットの正社員と契約社員と合わせた約20万人のほぼ全員が対象となり、早ければ来年1月から従業員のオフィス復帰を計画している他のIT(情報技術)大手にも影響を与えることになりそうだ。関係者によると、アルファベットのスンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)が先週、幹部で構成する社内グループでの議論を経て決定した。グーグルの一部社員はその後に決定を知らされたという。
グーグル、社員のオフィス復帰計画を先送り
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