7月4日の夜、エリアス・シェーウェルさん(35)と飼い犬のサンドロップはマンハッタンのローワーイーストサイドの道端でゴミの山を引っかき回した。すぐにゴミ袋の下からネズミが5匹飛び出した。サンドロップはまだ動いている1匹を口にくわえて出てきた。シェーウェルさんは「グッドボーイ」と褒めた。サンドロップは獲物を彼の足元に置くと、もう1匹捕まえようとダッシュした。シェーウェルさんは仕上げにネズミの頭を踏みつけた。約1時間後、死んだネズミ8匹がシェーウェルさんのトラックの平台の上に横たわっていた。この夜はネズミが少なめだった。「通常はネズミがうじゃうじゃいる。ゴミ箱のフタを開けると20匹とかいて、穴の中のヘビみたいにこっちを見ているんだ」とシェーウェルさんは話した。
コロナ下のNYでネズミ狩り、主役は犬
ロックダウンで混乱し、食べ物を求めてさまようネズミを探して捕らえる犬と人間のコンビ
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