マンション選びのポイント
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「50年に一度の大雨」というフレーズを聞くことは、すでに珍しくはなくなった。想定外の自然災害が毎年のようにやってくる今、災害に強いマンションを選ぶには何をチェックすればいいか。さくら事務所執行役員でマンション管理コンサルタントの土屋輝之氏に話を聞いた。(聞き手・構成/ダイヤモンド編集部 松本裕樹)

最新マンションでも
風災被害に注意

 自然災害は大きく震災、風災、水災の3つある。

 地震については、日本は世界有数の地震国であり、今後30年以内に首都直下型の大地震が来るともいわれている。また、阪神・淡路大震災、東日本大震災、熊本地震などの経験もあり、多くの人が震災については知見があるし、準備もしている。また、地震については、温暖化などによる気候変動の影響はそれほどない。

 一方、風災と水災については、まだまだ知見が少なく、多くの人の準備が不十分だ。

 日本は毎年のように竜巻などの風災が起きているが、データがあまりないため、竜巻の発生確率を示すハザード情報はほとんどない。