家族に優しいエンターテインメント大手であるウォルト・ディズニーは、「プラス面」を強調する方法を知っている。4日午後に発表された同社の決算は、確かにそれを実践したものだった。4-6月期(第3四半期、6月27日まで)は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)と関連の閉鎖の影響を全面的に反映した初の四半期となった。予想通り、テーマパークの売上高は前年同期から85%減少の9億8300万ドルにとどまった。スタジオエンターテインメントの売上高は、映画館の閉鎖が続くなか、55%減の17億ドルとなった。同社は後者について、映画「スター・ウォーズ」最新版などのコンテンツを動画ストリーミングサービス「ディズニー+(プラス)」に売却したことがやや助けになったとしている。