ドナルド・トランプ米大統領の選挙陣営が9月の早い時期に大統領選討論会を追加で開催するよう改めて求めた。現時点で予定されている3回の討論会は一部の州での不在者投票が始まった後に行われるため、不十分だとしている。トランプ陣営は5日、4回の討論会が認められないのであれば、10月22日に予定されている回を9月の第1週に移動するよう 大統領討論委員会に書簡で求めた。大統領選の投票は11月3日だが、一部州では不在者投票をかなり早い時期から受け付けている。民主党からの指名獲得を確実にしているジョー・バイデン前副大統領の陣営は6月、9月の早い時期に追加の討論会を開催するよう求めたトランプ氏側の要求を拒否。今回についても陣営の広報担当アンドリュー・ベイツ氏は「委員会が選んだ日時そして会場でジョー・バイデンは参加する」とした。