子どもは当初考えられていた以上に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にかかりやすい可能性があり、ウイルスを拡散する媒介者にもなっている恐れがあることが最新の研究で分かった。そのためマスク着用などの予防措置を取る必要があるという。最近発表された複数の研究や報告によると、学校やキャンプ、自宅などさまざまな場所であらゆる年齢の子どもの間で新型ウイルスの感染が起きている。別の研究では、主に年長の子どもが新型ウイルスを媒介している可能性があることが示された。子どもの上気道にCOVID-19の遺伝物質が多く存在することを明らかにした研究者もいる。これは子どもがウイルスを媒介しているということではないが、その可能性があるということだ。