本書の要点

(1)本書で紹介される「モーニングルーティン」とは、朝の1時間を使って、大事なことに集中するメソッドだ。前半30分で一日の仕事に優先順位をつけて、仕事の段取りをする。そして後半30分では、緊急ではないが重要な「種まき」タスクを見極めて、それを進めていく。
(2)重要だが緊急でない「種まき」タスクになかなか着手できないなら、「種まき」タスクを一つひとつの「粒」に分解し、実行可能な状態にしてみるとよい。
(3)朝の読書は、「種まき」に最適だ。集中しやすいうえ、本で得た知識をすぐに実践できる。

要約本文

◆朝の優先順位づけが人生を制す
◇朝、重要なことをタスク化する

 早起きがうまくいかない人や、早起きしているのになかなか成果を出せない人には共通点がある。それは、「優先順位のつけ方がわからない」「優先順位づけがまちがっている」「途中で目的を見失いがち」ということだ。

 優先順位を正しくつけられない人は、生き方・キャリアの方向性がぶれてしまい、自分のすべきこと・したいことを後回しにしてしまう。その結果、チャンスを逃してしまったり、必要でないことに手を出して時間をムダにしてしまったりする。

 この状態から脱するためには、朝、自分にとって最も重要なことをタスク化する「モーニングルーティン」がおすすめだ。これを実践すれば、いままでの生活習慣を見直し、睡眠時間をきっちり確保したうえで、朝の時間を使って大事なことに集中できる。

◇「朝1時間」で未来の自分に種をまく

 本書で紹介される「モーニングルーティン」とは、朝の1時間をかけて行う。前半の30分で1日の仕事に優先順位をつけ、後半30分では緊急ではないが重要な「種まき」案件を見極めて、それを進めていく。

「種まき」とは、自分が「こうなりたい!」と願う未来を実現する行動のことだ。自分の未来を変える重要なタスクだが、どこから手をつけていいのかわからず、後回しにしてしまう人も多い。