投資先としての今年の勝者には、ハイテク株と金塊が含まれる。それから材木だろう。木材相場は、アップル株や金塊のようにきらびやかではない。しかし、木材など住宅建設関連の資材は、アップルや金塊と同様、連邦準備制度理事会(FRB)の政策から大きな恩恵を受けている。住宅建設への支援が、経済への1つの支援策になることは間違いない。  アップルの株主への支援は、経済にとってそれほどの支援にはならない。しかし、ハイテク株上昇へのFRBの貢献でさえも、最終的には複雑な経路を経て、経済全体に波及していくはずだ。それは幸運な出来事だ。