平均寿命は200歳へ、親切な知的ロボットと共存も――遠い将来について派手なビジョンを掲げることで有名な会社が、現在は投機的な株取引に手を出し当然の報いを受けている。ソフトバンクグループ(SBG)の株価は週初から8%急落し、時価総額のうち87億ドル(約9200億円)が帳消しとなった。ここにきて発覚した巨大なオプション取引が嫌気された。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は4日、ソフトバンクが500億ドル相当の個別ハイテク株に絡んだオプション取引に40億ドルを投じたと報じた。また同社は先月、6月時点で40億ドル近くに相当するアップルやテスラなど大手ハイテク株を保有していると明らかにしていた。ソフトバンクが現時点でオプションをどの程度保有しているかは分からない。
ソフトバンク巨額テク投資の既視感
40億ドルのオプション取引、投資家は歓迎していない
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