【東京】日本の大動脈である東海道新幹線を運営するJR東海の葛西敬之名誉会長(79)は、日米の同盟関係が何より優先されるとし、中国にはそれをはっきりと示すべきだとの考えを述べた。中国がそれを気に入らないとしても仕方がないと同氏は言う。  一方、日本で最も強い影響力を持つ経済団体である経団連の中西宏明会長(74)は、そうした態度は自滅的だとの考えを示す。日本政府がこれまで中国との関係構築に力を尽くしたことを踏まえ、できる限り仲良くすべきだと同氏は語った。