ノースカロライナ大学の学生Photo:Melissa Sue Gerrits/gettyimages

 新型コロナウイルスに関する直近の研究によると、米国内の大学で対面授業を再開したことが足元の感染者急増を招いたとみられることが分かった。

 今回の研究は、ノースカロライナ大学グリーンズボロー校、インディアナ大学、ワシントン大学、デビッドソンカレッジの教授らが実施した。

 それによると、対面ではなく、オンライン授業を続けていれば、1日当たり3200件の感染が防げた可能性が高いと推測されている。これは予測の中央値で、1日当たり住民10万人のうち2.1件の割合に相当する。予想レンジは1日当たり1100件~5300件だった。