米大統領選
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 11月の米大統領選と上下両院選挙を前にして市場が不安定な動きをする中、投資家は世論調査や候補者の政策提案が、エネルギーから民間刑務所に至るさまざまなセクターにとってどのような意味を持つのか見定めようとしている。

 その不安は投資家が利用する資産の動きにすでに表れている。シカゴ・オプション取引所(CBOE)ボラティリティー指数(VIX)に連動する先物取引のような、ポートフォリオを保護しつつ相場変動から利益を得るための投資商品だ。さらに選挙結果次第で恩恵を受けるセクターの動向も不安に左右されている。

 ウォール街では通常、政党ごとに異なる政策の影響を受けるセクターや資産を幅広く組み入れた「選挙バスケット」が構成される。アナリストは各バスケットのパフォーマンスの推移を分析し、11月に誰が勝つかの予想確率をはじき出す。

 ストラテガス・リサーチ・パートナーズのダン・クリフトン氏は、同社のバスケットの動きから、民主党候補ジョー・バイデン氏が勝つ確率を約60%、ドナルド・トランプ大統領が勝つ確率を40%と市場は織り込んでいると話す。