新型コロナウイルスの流行を受け、米国では多くの人が在宅勤務やオンライン授業を行い、ネット依存がかつてないどほ高まっているが、通信料を抑えることも頭痛のタネだ。米小売りチェーン大手ターゲットのデータ処理アナリストであるシア・ダンさんは3月以降、ミネアポリスの自宅で働いている。ダンさんは今まで自宅でどれだけインターネットを利用しているかについて考えたこともなかった。だが7月初めにブロードバンドインターネット接続を提供するコムキャストから、ダンさんは契約するデータ通信量を超過しており、このまま上限を超え続ける場合は50ドル(約5200円)を支払わなければならないとの通知を受けた。それ以来ダンさんは、特に月末はインターネットの使用状況には細心の注意を払い、超過料金が発生しないようにしているという。「Xbox(エックスボックス)のゲームをダウンロードしなくなっても、上限に達しつつあるという通知をまだ受け取る」