米大統領選は民主党のジョー・バイデン候補が当選まであと一歩に迫っているが、5日もなお激戦州での集計が続いている。一方、再選を目指すドナルド・トランプ大統領は接戦となっている複数の重要州で、集計結果を巡り訴訟に乗り出した。AP通信によると、バイデン氏は中西部の激戦州であるウィスコンシン、ミシガンの両州を制し、当選に必要な選挙人270人獲得まであと6人に迫った。トランプ氏と競り合っているネバダ州で勝てば、勝利に必要な選挙人6人を確保できる。AP通信は、アリゾナ州(選挙人11人)の勝者をバイデン氏と発表した。ただ、トランプ陣営はこれに異議を唱えており、未処理の郵便投票が集計されれば、トランプ氏が勝利すると主張している。アリゾナ州でのバイデン氏のリードは現時点約7万票で、なお未集計の票が残っている。
バイデン氏、選挙人270人獲得に迫る トランプ陣営は訴訟攻勢
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