イランの有力な核科学者が先週暗殺されたことで、どちらがより衝撃を受けたのかは判断しづらい。イランか、それともバラク・オバマ前大統領の外交政策チームか。イランはイスラエルに責任があるとして報復を誓っている。しかし、欠陥だらけの2015年のイラン核合意を実現させた人々のツイートには、一見の価値がある。オバマ政権で安全保障問題担当の副補佐官を務め、メディア戦略にかかわったベン・ローズ氏は「これは、次期米政権とイランとの外交を損なうことを狙った、とんでもない行動だ。今こそ際限のない対立激化を食い止めるべきだ」とツイートした。
【社説】オバマ前政権の対イラン幻想
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