ジョー・バイデン次期大統領は、1月から連邦判事の構成再調整に乗り出す。トランプ政権下で指名された保守派判事らと一線を画するものだ。バイデン氏が上院司法委員会メンバーだった時期と副大統領だった時期に顧問を務めたシンシア・ホーガン氏は「ジョー・バイデン氏は、法の関心は弱い立場の一般市民に向けられるべきだと考えている。結論を出すためではなく、ワーキングクラスであったり、貧しかったり、黒人、女性、移民であったりすることを理由に人々が不利な立場に置かれてはならないと主張するために、そうあるべきだと考えている」と語った。バイデン氏のアドバイザーらは、判事指名の候補になり得る人々のリストを大統領就任式までに作成する予定だ。その中には最高裁判事候補の最終リストも含まれる。最高裁で最年長の判事は、ビル・クリントン大統領が指名したスティーブン・ブライヤー氏で現在82歳だ。
バイデン氏の裁判官指名、リベラル派巻き返しの中身
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