ジョー・バイデン次期米大統領は今週、経済チームの陣容を明らかにした。オバマ前政権の経済スタッフや進歩派のシンクタンクから人材を起用する。格差是正や労働経済学、教育、財政赤字を巡る各メンバーの過去の発言をたどれば、次期政権がどのような政策を導入するかの手がかりになるだろう。セシリア・ラウズ氏セシリア・ラウズ氏バイデン氏が大統領経済諮問委員会(CEA)の委員長に指名したセシリア・ラウズ氏は、米プリンストン大学の労働経済学者で公共政策大学院の院長を務める。特に注力するのが教育分野の経済学で、教育バウチャー制度に各学校がいかに対応すべきかや、奨学金や経済支援策が子供たちの選択にどう影響するかを研究してきた。
バイデン経済チームの方向性、過去の発言で読む
メンバーは格差是正・教育・気候変動などを重視してきた
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