ジョー・バイデン氏の大統領任期中に、政権関係者が友人や親族と関係がある企業の株を政府に買わせていたら、共和党員たちは何と言っただろうか。ドナルド・トランプ米大統領のチームがしていることはそれと大差ないが、政治的批判はほとんどない。国家資本主義と縁故政治が最近流行している。それが失敗に終わることは歴史が示しているにもかかわらずだ。米商務省はこのほど、USAレア・アース社に対して13億ドル(約2000億円)の融資と2億7700万ドルの資金供与を行うと発表した。その見返りとして政府は、同社株の約10%相当を株式とワラント(新株予約権)の形で取得する。同社はテキサス州でレアアース(希土類)元素17種類のうち15種類が埋蔵されている鉱山の開発を進めているほか、オクラホマ州で磁石製造工場を建設している。
【社説】米国の縁故社会主義とレアアース
米政府が企業への出資で中国に対抗するのは間違いだ
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