――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を運営する米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズの冬は不満に満ちたものにはならないだろうが、春は恐らく別の話だろう。  新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が始まって以来、投資家のお気に入りとなっているズームだが、11月30日に発表した8-10月期(第3四半期)決算は再び絶好調となった。売上高は前年同期比4倍以上増の7億7700万ドルとなり、もともと堅調だった同社見通しを13%も上回った。