ジョー・バイデン次期米大統領は、環境保護局(EPA)の次期長官にノースカロライナ州環境当局を率いるマイケル・リーガン氏を起用する計画だ。複数の関係者が明らかにした。リーガン氏は現在、同州環境品質省(DEQ)の長官。キャリアの早い段階でEPAに10年近く勤務した。その後は非営利団体(NPO)の環境防衛基金(EDF)などで勤務した。バイデン氏はマイノリティー(少数者)や、環境汚染の影響にさらされやすい貧困層の保護を重視したい考え。リーガン氏が指名・承認されれば、EPAの50年の歴史で2人目の黒人長官が誕生する。