米国では新型コロナウイルス予防ワクチンの配布が始まってから9日間で、少なくとも21人が接種後に激しいアレルギー反応を起こした。米疾病対策センター(CDC)当局者が6日、明らかにした。当局者によると、アレルギー反応の発生率はインフルエンザ予防接種をはるかに上回るものの、激しい副反応はまれで、死者は出ていない。CDCが「罹患(りかん)率・死亡率週報(MMWR)」で明らかにしたところでは、副反応の発生件数は2020年12月14日から23日に新型コロナワクチンの接種を受けた190万人超をベースとしている。CDC当局者は電話会見で、同期間中のワクチン接種100万回当たりのアナフィラキシー発生は11.1件だったとし、インフルエンザの予防接種では100万回当たり1.3件だと述べた。
コロナワクチン接種、米で激しいアレルギー反応の報告
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