米半導体大手インテルがボブ・スワン最高経営責任者(CEO)を更迭する。これは予想外の動きで、アクティビスト(物言う株主)の米ヘッジファンド、サード・ポイントは業績底上げに向けた抜本改革を同社に迫っていた。  インテルは13日、スワン氏に代わってヴイエムウェアCEOのパット・ゲルシンガー氏が2月15日付で同社CEOに就任すると発表した。ゲルシンガー氏はかつてインテルの最高技術責任者(CTO)を務めた経歴がある。  スワン氏は2016年、最高財務責任者(CFO)としてインテルに入社。その2年後に暫定CEOに任命され、19年1月付で正式なCEOに就任した。