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コロナ禍から企業が復活するのは一体、いつになるのだろうか。上場100社超、30業界を上回る月次業績データをつぶさに見ると、企業の再起力において明暗がはっきりと分かれている。前年同期と比べた月次業績データの推移を基に、「嵐」から「快晴」まで6つの天気図で各社がいま置かれた状況を明らかにする連載「コロナで明暗!【月次版】業界天気図」。今回は、12月度の旅行編だ。

HISが売上高83%超減、どん底続く

 旅行の主要3社が発表した12月度の月次業績データ(総取扱高、取扱実績、旅行総取扱高など)は、以下の結果となった。

 12月度の阪急交通社(阪急阪神ホールディングス〈HD〉)の総取扱高は、前年同月比68.3%(31.7%減)、近畿日本ツーリスト(KNT-CT HD)の取扱額実績は同48.0%(52.0%減)だった。

 最も深刻な状況にあるのがHIS(エイチ・アイ・エス)だ。12月度の旅行総取扱高は同16.9%(83.1%減)と、どん底状態が続いている。

(※)旅行業界は業績の発表タイミングが他業界よりも1カ月遅い「翌々月」のため、11月時点の月次業績データを「12月度」と表している。そのため、月次業績データにおける直近3カ月の平均値も10~11月の2カ月の平均値を用いている。