米マイクロソフトは戦略的提携の一環として、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)傘下で自動運転車を開発する新興企業クルーズに出資する。クルーズはサンフランシスコを拠点とし、2016年初めからGMが過半出資する。今回、マイクロソフトを含めた複数の企業が合計で20億ドル(約2080億円)以上を出資する。クルーズは19日、同社の評価額は300億ドルに達すると発表した。19年春の時点では推定190億ドルだった。クルーズの広報担当者によると、GMも資金調達ラウンドに参加し、過半出資は維持する。現在出資しているホンダや、クルーズが公表を控えた複数の機関投資家も調達ラウンドに加わる。クルーズは自動運転車の展開でマイクロソフトのクラウドサービス「Azure(アジュール)」を活用するとしている。
マイクロソフト、GM傘下の自動運転車開発クルーズに出資
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