米疾病対策センター(CDC)の次期所長に起用されたロシェル・ワレンスキー氏(51)は、大きな仕事リストを携えて新しい職務を開始することになると述べた。その仕事とは、各州が新型コロナウイルスのワクチン接種プログラムを確定する手助けをすることと、疲弊した米国民にマスク着用などの予防措置を取るよう説得することだ。ワレンスキー氏はウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで、CDCが国民のコロナワクチンに対する疑念の払しょくに努めると述べ、国民のCDCへの信頼感を向上させる意向も表明した。ワレンスキー氏は20日、CDCのトップに就く。米国では今、感染力の強い新型コロナウイルスの変異種によって、向こう数週間に再び感染が急拡大する可能性が高まっている。