韓国のサムスン電子は最大170億ドル(約1兆7600億円)を投じ、米国のアリゾナ州、テキサス州、ニューヨーク州のいずれかに半導体工場を建設することを検討している。同社の計画を知る人たちの発言や文書で明らかになった。  このうちの1人によると、サムスンはアリゾナ州フェニックス周辺の2カ所、テキサス州オースティンとその周辺の2カ所、ニューヨーク州ジェネシー郡西部の工業団地を検討している。  この事業拡張を進めるかどうかを決める際、米政府からのインセンティブを得られることが重要な要素になるという。