先週の総括

 先週の日経平均株価は、週半ばに下落することはあったものの、堅調に推移した。米国株式市場の動きに一喜一憂する展開だったが、日本の2月の機械受注統計が前月比プラスとなったことなど、一部経済指標に明るさが見えてきたことが好材料視された。

 米国でも、2月の住宅販売件数が新築中古ともに前月比で増加したことも支援材料となっている。結局前週末比2.4%高い8964円で取引を終えた。
 
 規模別には、大型株の戻りが大きかった。マザーズ指数も前週末比プラス3.0%の上昇となった。業種別には、その他金融、海運、証券などの上昇が目立った。一方でゴム製品、銀行、その他製品などが下落した。

今週の予報

住宅設備機器業界:減税や資材価格低下により今期は増益に転換するが、中期的な成長力は不安で「曇」→「曇」

曇
曇

 今週の日経平均株価は、もみ合いから上値を試す展開を予想する。経済指標に底打ちを示す指数が散見されるようになり、外国人投資家が買い姿勢を強めているため、その影響を受けやすい日経平均株価も堅調に推移している。

 過熱感を示していたテクニカル指標も、7日、8日の続落により、押し目買いに変化している。また物色の方向性を見ても、証券、その他金融、不動産、輸送用機器など、どちらかといえば業績不振業種が上昇基調を強めている。

 一方で、ディフェンシブの代表格である電力やガスが弱含みであることから判断すると、投資家のリスク許容度も回復しているようだ。