巨大ソーシャルネットワーク企業のフェイスブックが、誰かの意のままに操られていると主張できるような状況はそうない。同社は強気に出すぎているのかもしれない。現在S&P500種指数構成銘柄の中で時価総額が6番目のフェイスブックは、27日遅くに行った10-12月期(第4四半期)決算発表を利用し、S&P500で時価総額首位のアップルに対する反撃を強めた。マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は、冒頭のプレゼンテーションでアップルについて何度も言及。「当社最大の競合会社の一つ」であり、「そのプラットフォームの支配的な地位を利用し、われわれのアプリや他社アプリの機能を阻害する十分なインセンティブがあり、自社に有利になるよう定期的にそうしている」と述べた。さらに、アップルの大人気のメッセージサービス「iMessage(アイメッセージ)」のセキュリティーも批判した。
フェイスブックのアップル批判、説得力不足
iOS更新によるプライバシー方針変更は業績にほぼ影響せず
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