米財務省によると、国内の規制当局トップらが4日に会合を開いた。最近のゲームストップ株などをはじめとする市場ボラティリティー(変動性)について協議し、「コアインフラには耐久力がある」との結論に達したという。同省によると、規制当局は「ボラティリティーが高く、取引量が多かった間」もインフラが持ちこたえたと考えており、「米証券取引委員会(SEC)がこうした事象について時宜を得た調査を発表することの重要性について」合意した。ジャネット・イエレン財務長官は発表文で「これらの市場の信頼性を維持し、投資家保護を確保することが不可欠であると考えている」と述べた。イエレン氏は、ここ数週間の株価乱高下に関連する市場の混乱について話し合うため、証券取引委員会(SEC)、商品先物取引委員会(CFTC)、連邦準備制度理事会(FRB)、ニューヨーク連邦準備銀行の当局者を招集していた。財務省によると、市場機能に加え、株式やコモディティー(商品)などの市場における最近の取引慣行について協議した。
米規制当局、ゲームストップなど株価乱高下で協議
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