――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  米バイデン政権が提案した1兆9000億ドル(約200兆円)の追加経済対策について、著名エコノミストの一部は、景気を過熱させかねないほどの規模だと考えている。だが債券市場は全く意見が異なると思われ、世界の金融市場もおおむねそのようだ。  ラリー・サマーズ元米財務長官とオリビエ・ブランチャード元国際通貨基金(IMF)チーフエコノミストは最近、バイデン政権が景気を過熱させるリスクがあるとの見方をそろって示した。