米メディア大手ニューズ・コープは17日、グーグルが同社のコンテンツに対して対価を支払うことで合意したと明らかにした。また、グーグルのプラットフォーム向けに音声・動画コンテンツも提供する。ニューズによると、今回の合意の期間は3年で、サブスクリプション(定期課金)方式のプラットフォーム開発、グーグルの広告テクノロジーサービスを通じた広告収入の共有、音声・動画ジャーナリズム関連の取り組みが含まれる。また合意では、米国、英国、オーストラリアで、ニューズの多岐にわたるコンテンツが「グーグル・ニュース・ショーケース」で取り上げられることも求めている。ニューズ・コープは、ダウ・ジョーンズ経済通信、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の発行元であるダウ・ジョーンズ・アンド・カンパニーの親会社で、WSJはグーグルのショーケースにコンテンツの1つとして取り上げられる見通し。この他、投資専門紙バロンズ、タブロイド紙ニューヨーク・ポスト、豪紙オーストラリアン、英紙タイムズなども含まれる。