マーシー・パパンドレアさん(36)は10年以上前から、フェイスブックで少しずつフォロワーを増やし、自分のウェブサイトへ誘導してきた。「スーパー・ネットワーク」と称するウェブサイトに映画批評やポッドキャストを掲載している。18日の朝、メルボルンの自宅で目を覚ましたパパンドレアさんは、フェイスブックの自分のページがブロックされているのに気づいた。パパンドレアさんはコンテンツ使用料の支払いを巡るフェイスブックとオーストラリア政府の対立の巻き添えになった。フェイスブックは前日、オーストラリアのユーザーによるニュース投稿を禁じると発表していたが、翌朝までにそれを実行に移した。これにより、気象情報サービスや地方の一部保健関連サイトを含む情報へのアクセスも遮断され、それについては不注意で発生したとフェイスブックは説明している。
フェイスブック、ニュース記事が豪州から消えた日
オーストラリア政府との対立は「泥仕合」
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