フェイスブック、ツイッター、ユーチューブ、パーラー、ピンタレスト、ディスコードをはじめ、公開コミュニケーションプラットフォームはどこも、以下の同じ二つの問題に苦闘している。1. 誤情報や暴力、不正行為、ヘイトスピーチ(憎悪表現)を助長しないようにするにはどうすればいいのか。2.一方で、ユーザーを検閲せずに済むようにするにはどうすればいいのか。コンテンツの監視を強化すればするほど、行き過ぎと考える人たちから批判にさらされる。一方で、新たな監視ルールを導入するたびに、不快なコンテンツがまだ残っていると一部から指摘される。編集上や法律上の判断を巡る問題と同じく、その結果がどこかで、誰かに不満を抱かせることになるのは確実だ。その一つが米連邦議会だ。彼らは先週、フェイスブック、グーグル、ツイッターの最高経営責任者(CEO)にプラットフォーム上の誤情報について協議するため、3月25日の公聴会に出席するよう求めた。
ネット上の言論、IT企業の存続問題に
コンテンツの監視ルールは好みの問題から死活を左右するものへ
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