ソフトバンクグループ(SBG)が出資する金融ベンチャーの英グリーンシル・キャピタルが、数日中に破産申請に踏み切る可能性があることが関係者の話で明らかになった。スイスの金融大手クレディ・スイス・グループは、100億ドル(約1兆0700億円)のファンドを通じてグリーンシルに出資していたが、1日に同ファンドの凍結を発表した。  グリーンシルは再編の可能性も視野に入れ、会計事務所グラントソントンと顧問契約を結んだという。  また、米プライベートエクイティ(PE)投資会社アポロ・グローバル・マネジメントと、約1億ドルで事業を売却する方向で協議を行っているという。