巨大コンテナ船の座礁でスエズ運河の往来が滞っている問題で、エネルギー業界への影響が広がってきた。25日の時点で石油・ガスを運ぶタンカーを借りる際の用船料が跳ね上がっているほか、代替航路に切り替える動きも出ている。  スエズ運河は紅海と地中海を結ぶ海運の要所。座礁船の移動作業はまだ続いているものの、業界関係者によると、すでに混雑している運河の入り口に新たな船舶が進入しているという。