【ワシントン】米通商代表部(USTR)のキャサリン・タイ代表は、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューに応じ、当面は中国からの輸入品に対する関税を引き下げる状況にないと述べた。一方で中国政府と貿易交渉を行う可能性はあるとした。  同氏は、上院での承認後初となる今回のインタビューで、関税は米企業や消費者に犠牲を強いる可能性があると認識していると述べた。ただ一方で、政府の補助金を受ける外国の競合企業から国内企業を保護する役割も果たしているとする声もある。